福島県のホームページ制作会社 福島ウェブです。
いつもホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
突然ですが、LINE@活用されていますか?
LINE自体は利用されている方が多いかと思いますが、LINE@は事業者・団体様向けのLINEです。
(LINE@がどういったものなのかよくわからない方は、この記事の最後にあるプロモーションビデオを見るとイメージしやすいかもしれません。)
本日は、お客様よりLINE@(ラインアット)についてのご質問をいただきましたので、そのお返事の内容をブログにまとめさせていただきます。
お客様「LINE@を登録したのですが、活用方法がわかりません。どのように活用したら良いでしょうか。」ということで、福島市の整骨院様よりご相談いただきました。
活用方法の話に入る前に、まずはLINE@の特性についてご説明します。
LINE@のツールとしての位置付け
業態にもよるかもしれませんが、LINE@は「新規顧客開拓」ツールというより、「既存客フォロー」ツールという位置付けとなります。
勿論、LINEから店舗情報を見つけてくれる新規のお客様もいるかとは思いますが、どちらかと言うと「一見さんをリピーターに」また、「リピーターさんの来店頻度や満足度を高めため」に利用します。
新規顧客の獲得はホームページ(ブログ含む)や広告などで行い、そのサポートツールとしてLINE@を活用します。
※SNSの影響力が大きいと、必ずと言っていいほど「ホームページは必要ないのでは?論」が展開されることがありますが、決してそうではありません。
紙面の広告を出す場合には、ホームページのQRコードの他に、LINE@の友だち追加用のQRコードを載せるとより効果的かもしれません。
LINE@の代表的な機能
LINE@の機能としては、(詳細は公式サイト参照)
- メッセージ機能(1000通まで無料/月)
- 1対1トーク機能(お客様からの予約受付やご相談など)
- クーポン・アンケート機能(クーポンの発行やアンケートの実施)
- タイムラインの更新(FBページのタイムラインと同様の機能)
- その他色々(ショップカード機能など)
などがあります。
LINE@の良いところは、他のツールに比べて即効性があることと、圧倒的に開封率が高いところにあります。
逆に、開封率が高いので、メッセージなどであまり頻繁に通知してしまうと鬱陶しく思われてしまう可能性もありますので、有益なクーポン情報や、緊急の休診情報などにしておくのが良いかと思います。
お客様には、まず店舗のLINE@アカウントを友だち追加してもらう必要がありますので、登録用のQRコードを店頭に設置したり(管理画面からポスターなどもダウンロードできます)、ショップカードにしてお渡ししたり、ホームページなどに登録ボタンを設置して、登録してもらうことが重要です。
LINE@の活用事例(成功事例)
LINE@の活用事例(成功事例)などは公式サイトやその他サイトにも色々と事例がありますので、参考にしてみてください。
・公式サイト LINE@事例
・LINEビジネス活用|10の事例で見えた成功パターンの秘訣
また、LINE@を活用している同業者などを見つけて、運用方法を参考にするのも良いかと思います。
細かいことではありますが、運用についてはスマホで操作するより、PC用の管理画面を利用したほうが便利な場合もありますので、スマホの操作になれない人は、こちらをオススメします。
https://admin-official.line.me/
ホームページとSNSツールの位置付け
最後に、LINE@だけのお話しではありませんが、SNSツール全般(FBページやTwitter、LINE@やInstagramなど)に言えることですが、これらのツールはあくまでビジネスの補助ツールです。
実店舗とホームページ(情報発信基地)を集客やビジネスの基盤として確立した上で、さらに余力がある場合に、LINE@をはじめ各種SNSツールを活用し効果を高めるというスタンスが重要だと思っています。
短期的に見ると、SNSのほうが反応が出やすい・わかりやすいため、ホームページ(ブログ記事の更新や既存コンテンツの改善)を疎かにしてFBページやTwitterばかり更新されているケースも多いのですが、ホームページは、長期的かつ安定的に集客が可能なネット集客の基盤となる大切な存在です。
また、お客様はFacebookをメインに利用していたり、もっぱらTwitterだけだったり、今ならInstagramだよね。とか、はたまたLINE以外は使わないといったように、偏りがあります。ホームページは、そういった多様性のある各種SNSへのハブにもなる情報基地ですので、抜かりないようにしたいものです。
SNSには流行り廃りがありますし、何かのSNSツールに偏るとサービスが利用できなくなった場合などの反動や損失が大きくなります。
特にLINE@については、スパム判定が厳しいため同じ内容を多くの人に送っているとすぐにスパムと判定(=アカウントの利用停止)されてしまうようですので、気を付ける必要があります。
また、1対1のトーク機能などで、相談事などあまり頻繁に利用されすぎても、かえって対応が大変になってしまうこともあるかもしれませんので、そういった機能などはON、OFFなども含めてほどほどの距離感で利用するのが良いかと思います。
また逆に、そういった小さな質問や相談にもまめにお答えして、その内容をホームページに載せていくことで、同様のお悩みの方向けのコンテンツを増やすということも「オリジナルで有用なコンテンツを増やす」という意味では効果的でもあります。
ともあれ、LINE@は活用すべき価値のあるツールであることに間違いはありません。しかも、無料で初められますので、まずは面倒くさがらずどんどん積極的に試していただければと思います。