いわきの自然を楽しむ

いわきのホームページ制作 福島ウェブが、いわきの自然を満喫できるスポットをご紹介します。

いわきの自然環境・気候特性

いわき市は東北地方でありながらも、太平洋を流れる黒潮の影響を受け、気候特性は関東地方の延長上にあり、比較的寒暖差が少なく晴れ日の多い温暖な土地柄です。海洋性の気候であることから、降雪はめったにみられません。 いわき市の海岸寄りは、太平洋に注ぐ夏井川や鮫川などの河川を間に沖積平野と洪積台地が交互に展開する地形で、低地を中心に市街地が広がっています。いわき市の西側は、阿武隈高地の東縁を形成しており、市境の標高500~700mから海岸へ向け比較的ゆるやかに傾斜しています。
太平洋に面する海岸線は南北60km余に及び、交互に展開する砂浜と海食崖が織り成す地形が、漁港、国際貿易港、海水浴場、景勝地を、それぞれ形成しています。

いわきの山と渓谷

いわきは東に太平洋、西に阿武隈山系の山並みを持つ、自然豊かな地域です。 「夏井川渓谷」は断崖に咲くアカヤシオや紅葉など、四季折々の風景を見ることができ、一年を通して多くの観光客でにぎわいます。数々の滝や奇岩奇石が連立する背戸峨廊は詩人・草野心平が命名したとされており、沢登りのコースとしても知られています。また、うつくしま百名山の一つに選ばれている「二ッ箭山(ふたつやさん)」では、いわき市内で唯一ロッククライミングが楽しめます。
遊歩道が整備されている「四時川渓谷」、木の香り漂う「田人おふくろの宿」のほか、総合レクリエーション施設である「いわきの里鬼ヶ城」や「いわき市遠野オートキャンプ場」などいわきの自然をフルに体感できます。

いわきの海岸線

いわき市の海岸には、いわき七浜と呼ばれる美しい浜があります。
いわき市の南端にあり県内で最も面積が広い勿来にはじまり小浜、永崎、合磯と続きます。群舞するカモメと白亜の灯台が望める豊間や薄磯、人工海岸の新舞子ビーチ、国道6号線沿いにあり広い砂浜になっている四倉を経て北端の久之浜・波立までおよそ60キロメートルにわたり美しい海岸風景が続きます。海岸線には10カ所の海水浴場があります。それぞれの海水浴場の近くには公共の宿や民宿などに施設もあり、海水浴のほかマリンスポーツなどが楽しめます。