「ホームページ制作」という言葉は一般的に浸透しておりますが、実は、日本では少しだけ普段の使い方が違っています。「ホームページ」と「ウェブサイト」の意味を説明していきます。
「ホームページ」制作という言葉の誤用?
一般的に「ホームページ」とは、スタートページとも言われ、ウェブブラウザを起動した時に、始めに表示されるウェブページのことを指します。ですので、「ホームページ制作」という表現は誤りで、「WEBサイト制作」と表記するのが適切であると言えます。
ウェブサイトとは
「ウェブサイト」とは、1つの1つのウェブページが集まったものをウェブサイトといいます。現在一般に「ホームページ」と呼ばれるものは「ウェブサイト」を意味します。
ホームページとは
「ホームページ」とは、ウェブブラウザを起動したときに最初に表示されるページ、またはウェブサイトのトップページ(最初にアクセスした1ページ目)を意味します。
ウェブページとは
「ウェブページ」とは、インターネット上にある1ページ1ページを意味します。今見ていただいているこのページがウェブページです。
HPとは
「ホームページ」の省略形として「HP」といったものがありますが、英語圏では違う意味になってしまうらしいです。アメリカで「HP」といえばヒューレット・パッカード社の省略「HP」だったり、馬力を意味する「horsepower」の略語だったりします。
ホムペとは
「ホームページ」の省略形として「ホムペ」といった呼ばれ方も稀にします。一般的に個人レベルで運営しているサイトで使われる傾向があります。
福島ウェブがホームページ制作という言葉を使用する理由
「ホームページ」という表現が間違っていると言っていながら、弊社では「ホームページ」や「ホームページ制作」などの言葉を使用しています。
福島ウェブのSEO対策も「ホームページ」関連で行なっております。矛盾しているかもしれませんが、日本では、「ウェブサイト」という言葉より「ホームページ」という言葉が浸透しておりますので分かりやすさを優先しているのです。また、SEO対策のキーワードに関しましても、Googleの月間検索回数を調べてみますと、「ウェブサイト制作」が一ヶ月で320回、「ホームページ制作」が一ヶ月で27,000回とかなりの開きがある事がわかります。ですので、ここで頑固になって検索回数のないキーワードでSEO対策するのではなく、皆さんが実際何かを探す際に使っている言葉(キーワード)でSEO対策をしていかないと全く意味がないのですね。
「ホームページ」に限らず、私たちは普段何となく使っている言葉も調べてみると全く違う意味であったり、使い方を間違えている事もたくさんあると思います。でも、浸透してしまえば、決して間違いではなく、言いやすい、伝わりやすいを優先してもいいのではないかと思います。